PHPは利用すべきでないか?
PHPは使えないとか、安全でないとか、噂を耳にしますが、今後、PHPを語る上で、最初におさえておいたほうがいいだろうということで、今回は、少し私の考えを述べさせていただこうかと思います。
PHPで長年開発していると、時々、PHP利用していて大丈夫かと問われることがります。この背景にはPHPは安全でないとかそういう噂からくるのだろうと思いますが、実際のところどうなのでしょうか。
結論からすると安全かそうでないかは作り方の問題で、PHP自体に問題はないということです。
WEBシステムが世に出始めのころ日本では、WEB開発はASP(Active Server Pages),JAVAの利用が多かったかと記憶してますが、従来のクラサバ系やオフコン開発者にとっては、なかなか切り替えが難しい分野でした。今のように情報量も多くなかったというのもありますね。
そんな中、簡単にWEBシステムが構築できるとPHPが急速に広まったイメージがあります。
私は、就職してすぐにWEBシステムを構築するというシチュエーションがあり、まさにこのブームに乗っかった感じです。
ただこのころのPHPはJAVAのようなコンパイル型のものと比較すると確かにスピードは遅かったようには思いますので、今思うと、基幹系に近いシステムをこのころ構築せねばならないとなれば、PHPは採用できなかったかもしれません。
しかし、当時はとにかく動くものをつくるということで、今思えばいい加減な作り方してたなと反省してます。
こういうところから安全でないという噂の一端となっているのかもしれませんね。
一方最近では、PHP用のフレームワークもありますし、スピードも改善されているので、私にとっては使える言語となってます。
今後どうなるかわ全く見えませんが、いろいろな技術を勉強つつもPHPをやらなくなるということは、残りの人生ないかなーといったところです。PHPそのものが無くなってしまえばどうしよもないですけどね。
以上、私の見解を語ってみました。