Linuxとの出会いについて
今ではサーバーOSとして欠かせないLinuxですが、思えば、Linuxを使い始めてもう24年になるんだと改めて思いました。
今回はLinuxを使うきっかけとなったお話をしたいと思います。
さかのぼること25年前、大学生なり立ての小生はお金がなくPCも買える状態でありませんでした。PC購入必須でなくてよかったと今思うと思います。
正直このころのPCは信じられないくらい高かったです。まあ、安くなり始めてはいたと思いますが。
そのころ、授業で解析やらプログラミングの授業やらで、C言語を使うことが多く、PCがないととてもついていけないということで、どうしようかなあーと思っていました。
そんな時、ラッキーなことに、大学で廃棄予定のPCあるからといって、それを譲り受けました。それが”Solaris OS”の乗ったPCでした。
当時はPCが手に入るだけで浮かれてました。恐ろしい話が、皆がよく知るWindows95というOSが当時主流だったので、その違いも分かっていない状態でした。
その後、SolarisはUnix系OSであることがわかるわけですが、プログラミングできるまでにかなり苦労した記憶あります。そもそもコマンドがわからんし、情報量があまりにも当時少なかったです。ワークステーション用にカスタマイズされていたのも要因なのですが、ネットワークに接続しない状態で起動させると、いたるところでエラーがでて、うまく起動しなかったりしました。
それでも、いろいろ勉強できて楽しかったなーと思います。
ちなみに Solarisはオラクル社に買収されたサン・マイクロシステムズ社が開発したOSです。
当時、技術書等は、英語で書かれているものとかが多く、翻訳するのも一苦労でした。
ここで、標準のUnixの知識がつきました。
その後、お金を貯めて、自作マシーンをつくり、当時の雑誌についていた、LinuxのDebian OSをインストールしたのが最初のLinuxです。
※1か月くらいで自作PCの電源のコンデンサーが破裂したのも今では懐かしい。当時の自作PC事情もどこかでお話しましょう。
ここから、Linuxでいろいろやっていくのですが、何するにも、ソースを編集してコンパイルするってのが当たり前で、今のように簡単にインストールしたり、デバイスの操作もできる状態でなかったです。
それでも、今思うといい経験だったと思います。
今日はここまで。