Laravel/UIのログイン機能を動くようにしてみる
前回ではLaravel/UIとともにログイン機能のインストールを行いましたが、今回はDBにユーザーテーブルを作成し実際にレジスターしてログインするところまでやってみます。
まず、MySQLに今回のプロジェクトのデータベースを作成します。なんのツールを使ってもいいのですが、XAMPPインストール時に一緒にインストールされたPHPMYADMINを利用するのが無難です。
今回は顧客マスターを作成するということで、"customer"というデータベースを作成しました。 文字コードは無難な"utf8mb4_general_ci"にしました。
次にプロジェクトフォルダ直下に入っている。".env"の編集を行います。本ファイルでDB接続等の基本設定が行えるようです。
ここまで道なりにしか進んでませんので、基本的に、DB名だけ変更すればとりあえず使えるようです。変更したのは以下の箇所です。
DB_DATABASE=customer
ようやく下準備はできたので、ユーザーテーブルを作成するのですが、Laravel/UIをインストールした時に、ユーザーテーブルのマイグレーションファイルもインストールされるので、以下のように プロジェクトフォルダからシェルで、Artisanを実行することでユーザーテーブルが作成されます。
#php artisan migrate
Artisanについてはまたの機会でお話ししようかと思いますが、Laravel用のコマンドインターフェースのことです。
またマイグレーションファイルにテーブルに関する情報を記述することで、artisan migrateでDBにテーブル作成すること等ができます。
これで、ログイン機能が使えるようになります。
試すには、Apache等のHTTPサーバーを設定して、当然起動せねばならないのですが、Artisanにはサーバー機能もあり、シェルから以下コマンドを実行することでHTTPサーバーが立ち上がります。
#php artisan serve
一体どういう仕組みかわからないですが、何の設定もせずに立ち上がります。すごいです。
さて、最後にブラウザを立ち上げて、以下URLにアクセスしてみると、トップページが表示され、上のメニューバーの右端にログインとレジスターのリンクが表示されているはずですのでレジスターしてログインできたら成功です。
http://localhost:8000/
ようやく足回りができました。次回からようやくメインの開発に移れそうです。