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Laravel/UIをインストールしてみる

前回Laravelをインストールしたので、ここから開発は可能ですが、Laravel/UIというVueやReactのようなJSフレームワークをLaravelで扱えるようにするライブラリがあるようで、こちらをインストールしてみます。実のところこのライブラリの副産物であるログイン機能が欲しかったというのが本音です。調べたところ、シンプルなログインですが、基本機能は備わっており、そこそこ使えそうです。余談ですが、PHPそのものとDBのみでログイン機能を一から実装するのは突き詰めれば単純なものでもかなりしんどいです。よく考えないとセキュリティーホールが生まれますしね。

まずLaravel/UIのインストールは、Laravelをインストールしたプロジェクトフォルダに移動し、シェルから以下のように入力し実行ます。

#composer require laravel/ui

インストールしたLaravelが最新のv8系なので、バージョン指定はしません。

残念ながら、これはメインのJSフレームワークインストールする準備にすぎません、次にどのJSフレームワークを利用するか選択します。Bootstrap,Vue,Reactの3種類から選べるようなのですが、Reactも勉強し始めてるので今回はReactを選んでみます。後々どういう影響が出るかわかりませんが、実業務で利用するならもっと慎重になるべきでしょうね。

同じく、プロジェクトフォルダでシェルから以下のように入力し実行します。

#php artisan ui react --auth

"--auth"をつけると、ログイン機能も実装してくれます。

次に、npmコマンドで、JSフレームワークに必要なライブラリをインストールします。上のコマンドを実行するとnpmもインストールされるっぽいです。npmはwiki見ると"Node.jsのツールやパッケージ(モジュール)をインストールしたり管理するシステム"のようです。それにしても、いろんなパッケージ管理システムありますねー。

以下二つのコマンドをプロジェクトフォルダでシェルから実行します。

#npm install resolve-url-loader@^4.0.0 --save-dev --legacy-peer-deps
#npm install && npm run dev

私の環境では、"resolve-url-loader"をnpmでインストールしておかないと、ライブラリインストールが正常に行えなかったため、上記のように先にインストールしてます。ちなみに、"resolve-url-loader" v4.0.0にしてますが、お使いの環境に合わせて変更する必要あります。

ここまででインストール完了なのですが、データベース作成して、ユーザーテーブルを作成しないと、ログイン機能が使えませんので、次回はこのテーブルを作成して、実際にログインを試してみます。

今日はここまで。